2023.04.22 #美髪白髪染め・カラーリング

こんにちは。
柏の美容室ピカソ、オーナーの三谷です。
当店は40歳以上の、白髪の気になる
大人の女性のための
美髪白髪染め専門の美容室です。
さて、
今日はよくお客様から相談される内容
ナンバーワンの、
【美容室カラーと自宅カラーの違い】
について、記事を書きたいと思います。
本題に入る前に、自宅で染めるメリット&デメリット
について書きますね。
まず、
☆自宅で染めるメリット
それは
1、安くお手頃な値段で染められる。
2、美容室に行かずとも、
好きな時に気軽に染められる。
以上の2つの事くらいでしょうか。。。
続いて、
☆自宅で染めるデメリット
それは
1、薬剤のパワーが強い。
2、薬剤が毛髪に残留する。
3、色のコントロールが出来ない
などがあります。
とはいえ、安い、お手軽、
という意味では自宅でカラーをしたほうが
お金も時間も節約出来ますし、
それ故に、美容室では染めず、
自宅でカラーしてしまう方も多いのが現状です。
しかし、上記で挙げたデメリット、、、
1、薬剤のパワーが強い。
2、薬剤が毛髪に残留する。
この2つは、美容師の立場から、
これをスルーは出来ません!
ドラッグストア等で売られている自宅カラー剤は、
素人でも簡単に短時間で
染める事が出来るように作られてます。
髪をしっかり染めるという事は、
それだけ薬剤を髪に浸透させますので、
簡単に短時間で染めるためには、
それなりのパワーが必要です。
パワーが強いという事は、
頭皮や髪に対するダメージが大きい
という事に他なりません。
↑1つ目のデメリットの部分ですね。
更に、色を髪に残すために、
髪に薬剤を残留させます。
↑こちらは2つ目のデメリットの部分です。
この、髪に残留させる薬剤というのは、
自然由来でない化学染料です。
それが髪に残ってしまうので、
これまた頭皮、更に髪へのダメージが、気
になります。
そして3つ目2挙げたデメリット、
色のコントロールが出来ない。
これは美容室であれば、
カラーの種類は無限にありますので、
髪の状態によって
カラーの色をコントロール出来ます。
例えば白髪染めをする時ならば、
根本の白髪が生えてきた部分は、
しっかりカラーを厚く乗せて、色をつけます。
中間や毛先は、
過去に入れたカラーの色がついている部分ですので、
薬のパワーを弱めて色を入れます。
因みに薬のパワーの強弱は、過酸化水素という、
薬剤のパワーで調節します。
ドラッグストアで売られている市販のカラー剤は、
この、過酸化水素の割合が6%というものです。
法で定める過酸化水素の上限、つまり国が
「使って良いですよ。」という値が6%までです。
ドラッグストア薬剤はこの一択という事ですね。
色の明度を上げ、色味を出すためにはこの、
過酸化水素のパワーが必要ですが、
美容室の場合は、1%、2%、4%、
そして6%などの過酸化水素を使って
それぞれの髪の部位や、状態に合わせて塗り分けます。
更に、色味をコントロールするために、
今現在、お客様の髪(特に毛先)の色が、
どんな状態なのか?
を見極めて、「赤みが強いな。」とか、
「黄色味が強いな。」とか
見極めながら色のチョイスをします。
自宅カラーですと、そのコントロールが出来ません。
さて、
自宅カラーと美容室カラーの違いを
長々と書いてきました。
自宅カラーをしている人は、今すぐには、
「自宅だろうと、
美容室だろうと大して違わないんじゃない。」
と思ってしまうかも知れません。
がしかし、
「小差は大差」と私は考えます。
10年、20年、自宅で染め続けると
大切な髪と頭皮がどうなってしまうのか??
貴女も時には真剣に考えてみて下さいね。
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